レンジでつくる、フワフワに柔らかいブリの甘辛煮をご紹介します。甘辛いタレがとろりと絡まって、ほんとうに絶品です。こんなに身がフワフワにしあがるのは動かさずに短時間で加熱できるレンジならではです。レンジ加熱では、煮汁が煮詰まる心配がないので、失敗なく仕上がります。ブリはちょっと値が張りますが、その分おいしいので良かった来客時の1品にでもどうぞ。
材料 2人分
- ブリ・・・2切れ(白っぽいものが脂が乗っててオススメです!)
- 片栗粉・・・小さじ1ぐらい
- 醤油・・・大さじ1(塩分2g)
- 砂糖・・・大さじ1
- みりん・・・大さじ1
- 水・・・大さじ1
- チューブのしょうが・・・1cmぐらい
作り方
- 耐熱容器に砂糖、醤油、みりん、酒、水、ショウガを入れ混ぜる。
- ブリ2切れは、3cm角に切る。
- ブリに醤油をふって片栗粉をまぶし、耐熱容器に入れる。
- ふんわりとラップをかけ、レンジ600Wで3分加熱する。
- ゴムベラなどで、くずれないようソッと混ぜる。
- 器に盛って、お好みでショウガかけて完成です。
アドバイス
- もし代用するなら鮭がオススメ。(これもちょっと高いけど)
- 調味料の加減は、お好みで調整してください。
- ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。
- 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
脂がのった良いブリを選ぶ方法
近年は養殖技術が向上し、一年を通しておいしいブリが手に入るようになりましたが、本来の旬は冬。北海道から日本海側を南下する天然ぶりは「寒ぶり」と呼ばれ、脂をたっぷり蓄えています。
脂がのったものほど、焼いたときにパサつきません。ブリの切り身には、腹側と背側とがあり、腹側の方が脂が多くなります。違いを見極めるポイントは「形と皮の色」。腹側は長細い形で皮は白っぽく、背側は四角くて皮は黒っぽいのが特徴です。とはいえ、さっぱりとした味が好みなら、背側を選んでも構いません。
魚特有の臭みの原因となる「鮮度」の見極めも忘れずに。血合いの色が赤みがかっていると新鮮な証拠。黒ずんだものは、酸化して鮮度が落ちているので避けましょう。
また、ブリには「天然」と「養殖」がありますが、天然は身が締まっていて味が濃く、養殖は身がやわらかいのが特徴です。照り焼きは、どちらでもおいしく作れます。
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