減塩食とは

減塩食とは、塩(ナトリウム)を制限した食事のことです。症状により塩の制限量が変わります。

1日の塩分量

日本では、1日の塩分量を6g以下とする軽度制限食を目標とすることが多いです。

  • 軽度制限食…1日の塩分量が6g未満
  • 中等度制限食…1日の塩分量が4~5g

単に減塩食という場合には、軽度制限食を指しているのが一般的です。食事中の塩分が多いと血液中のナトリウムが増え、それを薄めるために自然に喉が渇き水分量も増えます。そうすると血液の量が増えるため血管に圧力がかかるようになり、血圧が高くなってしまいます。

食塩をとりすぎるとどうなるの?

味の濃いものや、しょっぱいものを好み、塩分をとりすぎると、体の水分バランスや浸透圧を保つために以下のような症状が出やすくなり、体に負担がかかります。

  • のどが渇きやすくなる
  • 体がむくみやすくなる
  • 血圧が上昇する
  • 胃への負担が大きくなる(胃がんにかかるリスクが上がる)

塩分の摂りすぎは腎臓に負担がかかり、生活習慣病のリスクが上がります。

食塩をとったとき、体の中ではどうなっているの?

  1. 食塩をとりすぎると、血液中にナトリウムが過剰に取り込まれます。
  2. 体は、ナトリウム濃度を一定に保とうと、血液を水でうすめる働きをします。
  3. それにより血液量が多くなり、心臓に負担がかかり、血管にも強い圧力がかかって、高血圧を招きます。
  4. 高血圧になると、血管が傷つき動脈硬化を進行させます。
  5. 動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中など命にかかわる病気を招く恐れがあります。

高血圧とむくみ

また浮腫性疾患(むくみ)が起きている場合、細胞と細胞の間にある細胞外液が通常よりも増加しています。健康であれば不要な細胞外液は血管内に戻りますが、浮腫のときの細胞外液はほぼ1%の食塩水と同じ塩分濃度があるため、濃度の濃い側から薄い側へ水分は戻れなくなります。高血圧性疾患・浮腫性疾患の治療において減塩食が適用されていうのは、塩(ナトリウム)が疾患の原因の1つとなっているからです。

むくみがひどい場合は、塩を全く使用しない無塩食に限られますが、高血圧など厳密な管理を必要としない状態であれば、一般的に1日の塩分量を6g以下とする軽度制限食を目標とします。
減塩食は美味しくないというイメージですが、現在はだしや香辛料・ハーブなどを使った食べやすく「美味しい」と感じられる減塩食レシピが開発されています。

現在は、健康に問題がないという人も、減塩食は健康に良い食事なので可能な範囲で取り入れてみるべきです。

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くま吉の減塩食レシピ 外食の塩分
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