東北地方では秋になると昼間に河川敷で鍋料理を楽しむレジャーがあります。バーベキューではなく、あくまで「鍋」です。有名な山形県の「芋煮会」のほか、秋田県では「なべっこ」と呼んで学校行事にもなっているようです。今回作るのは、山形風のいも煮で里いもや牛バラ薄切り肉を使った醤油味の主菜レシピです。
材料(5人分)
- 牛バラ薄切り肉 500g
- 里いも 750g
- カボチャ 1/4個
- こんにゃく 1枚
- ねぎ 1本
- 白菜 4枚
- キャベツ 4枚
- チクワ 3本
- つみれ 6個
- お揚げ 1枚
- めんつゆ 大さじ5(塩分5g)
- 砂糖 大さじ2
- だし本かつお 5gスティック5本(塩分1g)
- すりおろし生姜 適量
作り方
- 里いもは皮をむき、大きさをそろえる。
- 牛肉は食べやすい大きさに切る。
- こんにゃくはひと口大に手でちぎる。ねぎは3cm幅に切る。
- 鍋に水、具材と、ダシ調味料を加えて煮る。
- 牛肉を加えて、味をみながらしょうゆと砂糖で調整します。
- 里いもがやわらかくなったらネギを加え、ひと煮立ちさせで完成。
アドバイス
- 里芋とカボチャは、最初から入れると溶けてしまうので後から入れる。
- 残った煮汁に水を少し足して、煮立てて、茹でうどんを入れ、市販のカレールーを溶かす。味をみて、醤油少々を加えネギを散らす。〆のカレーうどんは蕎麦屋のカレーうどんの味です。
- 芋のねばり成分が泡となって沢山出てきますが調味料を入れるとおさまります。泡をこまめに取り除く人もいますが、泡も里芋の味のうちです。
- 肉を煮すぎると硬くなるので、遅れて食べる家族がいたら肉を取り置き温め直す時に入れると良いです。
- 山形の芋煮は内陸風の牛肉・醤油味、庄内風の豚肉・味噌味に大きく二分されます。このレシピは内陸風ですが、米沢風の芋煮はここに豆腐が入ります。山形市で「豆腐も入れようよ~」と言うとブーイングが起きます。
芋煮会(いもにかい)
秋になると山形県内各地の河川敷は、芋煮会(いもにかい)を楽しむ家族連れや団体で大賑わいとなる。鍋から立ち上る湯気や美味しそうな芋煮の香りが辺り一面に広がり、賑やかな笑い声が響く。芋煮鍋の具材には地域性があり、定番のさといも、牛肉、こんにゃく、ねぎに、地域によっては、にんじんやだいこん、きのこなども入れる。多いのは牛肉醤油味ですが、県央の庄内地域では、豚肉に味噌味というのが定番のようです。
今回使った調味料
めんつゆ(塩分1.14g)
「にんべん塩分30%カットつゆの素」500ml
大さじ一杯の塩分:1.14g
塩分30%カットした化学調味料無添加の3倍濃厚つゆ。だしのうまみで塩分ひかえめ。
栄養成分表示<100ml当たり>
エネルギー:106kcal
たんぱく質:4.7g
脂質:0g
炭水化物:21.8g
食塩相当量:7.6g
だし本かつお(塩分0.6g)
リケン 素材力だし食塩無添加 本かつおだし 5gスティック 28本、¥576
大さじ一杯の塩分:0.6g
5gスティック1本分:0.2g
栄養成分表示 みそ汁1杯分(1g)あたり
エネルギー:3.63kcal
たんぱく質:0.26g
脂質:0.01g
食塩相当量:0.04g
砂糖(三温糖)
F&F 三温糖 800g
大さじ一杯の塩分:0.003g
さとうきびのミネラル分を残し、着色料等を一切使用していない砂糖です。
特有の風味とコクがあり煮物や佃煮等のお料理、お菓子作り等に幅広くお使いいただけます。
栄養成分:100gあたり
エネルギー:383kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:99.0g
食塩相当量:0.02g
しょうが 10g当り塩分0.2g
S&Bしょうが 31g 288円(税別)
強い風味と色鮮やかな黄金色が特徴の「高知県産黄金の里」を使用、日本国内で製造しました。粗おろしの食感と、鮮烈なしょうがの香りにこだわった、贅沢な逸品です。
栄養成分表示(10gあたり)
エネルギー 4kcal
たんぱく質 0.1g
脂質 0g
炭水化物 1.0g
食塩相当量 0.2g(100g当たり2g)
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