「さつまあげ」といえばおでんやお弁当などに人気ですが、さつまあげに含まれる塩分の量をご存知ですか?、さつまあげに調味料などで味つけをした場合は、その分の塩分がプラスされるのでご注意してくださいね。今回は市販の「さつまあげ」の塩分相当量を比較してみました。
市販「さつまあげ」の塩分比較(100g当り)
さつま揚げとは、魚を原料に使用したいわゆる「揚げかまぼこ」です。薩摩藩28代当主島津斉彬公の時代に琉球との交流が深まり、 琉球から伝えられた中国料理の「揚げる」技法と昔ながらのかまぼこ作り製法が合わさって、現在のさつま揚げになったと言われています。さつまあげの塩分量は、製造方法やブランドによって異なりますが、100gあたりの塩分含有量は、およそ1gから2gほどです。塩分の量はパッケージに表示されている場合がありますので、製品を選ぶ際には栄養成分表示を確認することをおすすめします。
紀文 さつまあげ塩分25%カット 塩分1.3g
紀文[冷蔵] さつま揚6枚(巾着)塩分25%カット 価格: ¥204税込み
使いやすい定番の小判型のさつま揚です。おいしさはそのままに塩分を25%カットしました。
栄養成分 1包装150g(6枚)当り
エネルギー 204kcal
たんぱく質 14.5g
脂質 4.3g
炭水化物 26.7g
食塩相当量 1.9g(100g当り1.3g)1枚当り0.32g
紀文 さつま揚極上 塩分1.6g
紀文 [冷蔵] さつま揚極上 4枚 価格: ¥273 内容量 180g(4枚入り)
魚の旨みと地酒のコク。サッと焼いて、煮ものやおでんにもどうぞ。
栄養成分 1包装180g(4枚)当り
エネルギー 250kcal
たんぱく質 17.8g
脂質 4.7g
炭水化物 34.2g
食塩相当量 3.2g(100g当り1.8g)1枚当り0.8g
一正 塩分40%カットさつま揚 塩分1.2g
[冷蔵] 一正蒲鉾 さつま揚(6枚) ¥224
しなやかな食感。そのままでおいしいさつま揚。うれしい塩分40%カット!弾力があり、しなやかな食感のさつま揚げです。甘みや旨味成分があり、生食でよりおいしく召しあがれます。
栄養成分 1枚(25g)当り
エネルギー 35kcal
たんぱく質 2.5g
脂質 1.0g
炭水化物 4.2g
食塩相当量 0.3g(100g当り1.2g)
一正 素材をいかしたさつま揚 塩分2.0g
素材をいかしたさつま揚
北海道すり身100%使用!そのままでも、軽く焼いても、煮込んでも!魚の旨味をいかした大判タイプのさつま揚です。
栄養成分 1枚(45g)当り
エネルギー 65kcal
たんぱく質 4.5g
脂質 2.5g
炭水化物 6.3g
食塩相当量 0.9g(100g当り2.0g)
トップバリュー 魚のうま味をいかしたさつま揚げ 塩分2.0g
魚のうま味をいかしたさつま揚げ 本体価格 158円
栄養成分 1枚(25g)当り
エネルギー 33kcal
たんぱく質 2.5g
脂質 0.3g
炭水化物 5.0g
食塩相当量 0.5g(100g当り2.0g)
紀文 シャキッと玉ねぎ天 塩分1.5g
[冷蔵] シャキッと玉ねぎ天4枚 ¥233内容量 180g(4枚入り)
玉ねぎのシャキシャキ感をお楽しみください。
栄養成分 1包装180g(4枚)当り
エネルギー 219kcal
たんぱく質 10.3g
脂質 7.4g
炭水化物 27.9g
食塩相当量 2.8g(100g当り1.5g)1枚当り0.7g
まとめ お勧めのさつま揚げは?
やはりお勧めは、塩分カットの塩分の少ない以下の製品を選びました。
紀文 さつまあげ塩分25%カット 塩分1.3g
紀文[冷蔵] さつま揚6枚(巾着)塩分25%カット 価格: ¥204税込み
栄養成分 1包装150g(6枚)当り
食塩相当量 1.9g(100g当り1.3g)1枚当り0.32g
一正 塩分40%カットさつま揚 塩分1.2g
[冷蔵] 一正蒲鉾 さつま揚(6枚) ¥224
栄養成分 1枚(25g)当り
食塩相当量 0.3g(100g当り1.2g)
さつまあげの食べ方
さつまあげはしっかり味付けされているので、そのままはもちろん、わさびしょうゆやしょうがしょうゆ、チーズ、マヨネーズで食べるのもおすすめです。 冷たいまま食べるのが好きな人も、フライパンやトースターで軽く焼いて食べるのが好きな人もいます。
各地のさつまあげ
さつま揚げは地方によって呼び名が大きく変わります。全国的に「さつま揚げ」だと思われている方もいるかもしれませんが、実は違うのです。しかも、名前にも入っている薩摩(現在の鹿児島)でも、「さつま揚げ」とは呼ばれていません。
東日本
東日本では「さつま揚げ」と呼ばれています。しかし全国的には「さつま揚げ」と呼ばず「天ぷら」と呼ぶ方が多数派なのです。西日本の人にとって、「天ぷら」以外の呼び方はなじみがないかもしれません。「天ぷらをさつま揚げ?よう言わんわ」という感じでしょうか。
沖縄・鹿児島
なんと鹿児島では「つけ揚げ」と呼ばれており、ルーツの沖縄でも同様に呼ばれているようです。ではなぜ「つけ揚げ」ではなく「さつま揚げ」と呼ばれているかというと、薩摩地方が名産のため、全国に流通する際にそこから名前が広まったようです。
関西地区
関西地区では、まさかまさかの「てんぷら」と呼ばれているそうです。これにはもう驚きを隠せません。さつま揚げが「てんぷら」で、天ぷらも「てんぷら」のようで、揚げ物屋さんで注文するときにどうなるのでしょうね。
東海地区
名古屋を中心とした東海地区では「はんぺん」と呼ばれているようです。こちらは関東地方で嗜まれる白い練り物の「ハンペン」とは別物です。東海地区では白い「ハンペン」をあまり見かけることはなく、おでんの注文でも間違えることはありません。名古屋に行った際に、「はんぺん」と注文すると、さつま揚げが出てきますのでご注意を。
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