「はんぺん」といえばおでんやお弁当などに人気ですが、はんぺんに含まれる塩分の量をご存知ですか?、はんぺんに調味料などで味つけをした場合は、その分の塩分がプラスされるのでご注意してくださいね。今回は市販の「はんぺん」の塩分相当量を比較してみました。
市販「はんぺん」の塩分比較(100g当り)
はんぺんとは、スケトウダラなどの魚肉のすり身にヤマノイモやデンプンを加え、蒸し固めた練り製品で、おでんや澄まし汁に入れたり、焼いたりして食べます。はんぺんの塩分量は、製造方法やブランドによって異なりますが、100gあたりの塩分含有量は、およそ1gから2gほどです。塩分の量はパッケージに表示されている場合がありますので、製品を選ぶ際には栄養成分表示を確認することをおすすめします。
紀文 はんぺん大判 塩分1.6g
はんぺん大判 内容量 1枚入り
加熱してもふっくら感が続くコシのあるはんぺんです。
栄養成分 1包装(110g)当り
エネルギー 101kcal
たんぱく質 11.4g
脂質 0.2g
炭水化物 13.3g
食塩相当量 1.8g(100g当り1.6g)
紀文 はんぺん極上 塩分1.6g
はんぺん極上 内容量 1枚入り
黒かじきの旨みを天日塩でひきだした逸品です。
栄養成分 1包装(130g)当り
エネルギー 114kcal
たんぱく質 15.7g
脂質 0.3g
炭水化物 12.2g
食塩相当量 2.1g(100g当り1.6g)
一正 塩分40%カットふんわりはんぺん 塩分0.89g
ふんわりはんぺん
国産やまいもを使用!塩分40%カットでもしっかりおいしい!そのまま生食でも、煮物や焼き物でも幅広くご利用いただけるはんぺんです。国産やまいもを使用し、ふわっとした食感に仕上げました。
栄養成分 1包装(90g)当り
エネルギー 74kcal
たんぱく質 6.2g
脂質 0g
炭水化物 11.8g
食塩相当量 0.8g(100g当り0.89g)
一正 チーズサンドはんぺん 塩分2.0g
チーズサンドはんぺん 4個
そのままおつまみに、お弁当にピッタリ!チーズが3種になってさらにおいしく!
3種のプロセスチーズをサンドしたひとくちサイズのはんぺんです。
栄養成分 1個(15g)当り
エネルギー 22kcal
たんぱく質 1.3g
脂質 1.1g
炭水化物 1.8g
食塩相当量 0.3g(100g当り2.0g)
キッコーマン はんぺん(白) 塩分2.3g
プレーンタイプの四角いはんぺんです。60g
栄養成分 1枚(60g)当り
エネルギー 96kcal
たんぱく質 6.2g
脂質 0.3g
炭水化物 16.1g
食塩相当量 1.4g(100g当り2.3g)
いちうろこ いわしはんぺん 塩分2.0g
いちうろこ いわしはんぺん 150g 5枚入り 静岡おでん はんぺん
栄養成分 100g当り
エネルギー 117kcal
たんぱく質 9.8g
脂質 3.1g
炭水化物 12.3g
食塩相当量 2.0g
トップバリュー はんぺん 塩分1.8g
ふっくら、やわらか食感のはんぺんです。
本体価格 98円(税込価格 105.84円)
栄養成分 1包装(110g)当り
エネルギー 98kcal
たんぱく質 9.0g
脂質 0.1g
炭水化物 14.5g
食塩相当量 2.0g(100g当り1.8g)
嘉平屋 大判はんぺん 塩分2.7g
創業130年の技術をいかして作り上げた、嘉平屋謹製のこだわりのふんわり、真っ白、厚みのあるはんぺんです。
栄養成分 1包装(125g)当り
エネルギー 119kcal
たんぱく質 12.2g
脂質 0.6g
炭水化物 16.4g
食塩相当量 1.9g(100g当り1.5g)
まとめ お勧めのはんぺんは?
やはりお勧めは、塩分40%カットの塩分の少ない以下の製品でした。
- 一正 ふんわりはんぺん
参考本体価格 税込 (¥192 / 袋)
塩分40%カット 100g当り塩分0.89g
1枚(90g)当り塩分0.8g
はんぺんの食べ方
はんぺんは関東発祥の食べものだといわれているそうですが、食べたことがある人は9割にのぼるそうで、全国的によく知られた食材になっています。
真っ白でふんわりとした食感の「はんぺん」は、くせがなく食べやすいので、お子さまから大人の方まで人気の食材ですよね。スーパーなどで手軽に購入できて、価格の変動が少ないのも嬉しいポイントです。
はんぺんは、そのまま食べてもおいしいですが、チーズを挟んでみたり、卵焼きで巻いてみたり、辛子明太子を挟んでみたりとアレンジ自在です。
各地のはんぺん
はんぺんと聞くと、おでんに浮かぶ白い三角形のはんぺんを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。冬の寒い日にあつあつのはんぺんを口にすると体も心も温まります。大人から子供まで大人気の食品です。
しかし、日本全国で見ると、あの白いはんぺんがメジャーなのはごく一部。コンビニのおでんコーナーに、白いはんぺんが売られていない地域もあるのです。実際に今この記事を読んでいる人の中にも、白いはんぺんを見たことがないという人もいるでしょう。確かに、日本全国に目を向けると、はんぺんと呼ばれるものの形状は地域によって異なります。
関西のはんぺん
関西独自のはんぺんは、京都地方で食べられる「あんべい」で、はもの肉を主原料として作られるはんぺんで、半円形の形をしている。もう1つは三重県の特産品の「伊勢はんぺん」で、魚のすり身を山芋で伸ばしたもので、プニプニした柔らかい食感が人気です。
静岡のはんぺん
静岡のはんぺんは「黒はんぺん」で、なぜ黒いのかと言えば、青魚をまるごと一匹すりつぶすからです。主原料はサバ、イワシ、アジなどです。白はんぺんは白身魚を主原料とし、血合いや内臓は全て取り除くので色がつくことはありません。
名古屋のはんぺん
名古屋ではさつま揚げのことをはんぺんと呼びます。中部地方では魚のすり身を揚げたものがはんぺんと呼ばれ、名古屋の他、岐阜、福井、静岡などの一部地域でもそう呼ばれることがあります。
関東のはんぺん
関東から東北にかけての東日本では、白はんぺんが主流です。茹でると上に浮かぶことから「浮きはんぺん」とも呼ばれ、白身魚のすり身に卵白や山芋を加えて気泡を含ませることで、ふわふわした食感のはんぺんが出来上がります。
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